でも対策はありますよ。
エブリィフレシャスには3年間の実質契約期間や定期的なメンテナンス、隠れたコストといったデメリットがあります。
しかし、これらを適切に理解して対処すれば、ペットボトル購入から解放される快適さと、長期的には経済的メリットも得られるウォーターサーバーです。
納得した上で選べば、あなたの生活をより便利で健康的に変えてくれるパートナーになるでしょう。
特に毎日たくさんの水を使うご家庭には、デメリットを遥かに上回るメリットがあります。
ヒンヤリおいしい!浄水型ウォーターサーバー
この記事では、エブリィフレシャスのデメリットを正直にお伝えすることで、あなたが納得のいく選択をするお手伝いをします。デメリットを理解した上での判断こそが、長期的な満足につながります。
3年間の長期契約が実質必須(解約金が4万円)
エブリィフレシャスの大きなデメリットの一つは、契約期間に関する条件です。
実質的な拘束期間
レンタルプランで契約後、3年未満で解約する場合には、40,000円(不課税)の解約金が発生します。
つまり、実質的には3年間の利用を前提とした料金体系となっています。
ペットボトルとの比較で見る「元取り期間」
この3年間という期間は一見長く感じるかもしれませんが、ペットボトル購入からの転換として考えると、実は比較的早く「元を取れる」計算になります。
【ペットボトルとエブリィフレシャスのコスト比較(2人家族の場合)】
ペットボトル購入:1リットル100円 × 2L × 2人 × 30日 × 12ヶ月 = 年間144,000円
エブリィフレシャス(lite): 月額2,750円×12ヶ月 + 電気代623円×12ヶ月 = 年間約40,476円
差額: 約103,524円/年
つまり、ペットボトルの購入費用との比較で考えた場合、家族2人で1日あたり約4L消費する家庭では、1年間で103,524円の差額が生まれます。
使用量がさらに多い家庭では、この期間はさらに短くなります。
この視点で見ると、3年間の実質契約期間は必ずしも大きなデメリットではなく、むしろペットボトル購入からの転換として長期的にみると合理的な期間とも言えるでしょう。
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継続的なメンテナンス負担がある
エブリィフレシャスは、定期的なメンテナンスが必要なサーバーです。これは利便性と引き換えに受け入れるべき条件と考えることができます。
貯水タンクの洗浄頻度
公式では、上部の貯水タンクは3日に1回程度の洗浄が推奨されています。これは定期的な習慣として組み込む必要があります。
上手に対応するコツ
3日に1回の洗浄を習慣化するコツとしては、週に2回の特定の曜日(例:水曜と土曜)に固定する、食器洗いのついでに行うなどの方法があります。
洗浄自体は数分で終わるシンプルな作業なので、うまく日課に組み込めば大きな負担にはなりにくいでしょう。
カートリッジ交換
カートリッジは交換が簡単で、定期的に無料で配送されます。
使用量が多い場合は追加注文が必要になることがありますが(別途費用)、標準的な使用量であれば年1回の交換で十分です。カートリッジ1個あたりの総ろ過水量は約1,200Lで、月に約100L使用する家庭であれば約1年間使用可能とされています。
定期的なメンテナンスの重要性
調査していると「臭い」などの言葉が見られます。これらの問題は、適切なメンテナンスによって予防できる可能性があります。定期的な貯水タンクの洗浄とカートリッジ交換を行うことで、サーバーを長期間良好な状態で使用できるでしょう。
タンク洗浄は手間に感じるかもしれませんが、衛生面と機器の寿命を考えれば必要といえます。忙しい方は、洗浄のタイミングを食器洗いなどの家事と組み合わせると効率的です。
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月額コストと隠れた費用
エブリィフレシャスの料金体系には、表面上の月額料金以外にも考慮すべき費用があります。
本体レンタル料金
モデルによって月額料金は異なります:
- every frecious lite: 2,750円(税込)
- every frecious mini: 3,300円(税込)
- every frecious tall: 3,300円(税込)
- every frecious tall+cafe: 3,850円(税込)
これらの料金には、サーバーレンタル料、浄水カートリッジの費用(定期配送無料)、サーバー本体およびカートリッジの配送料が含まれていますが、決して安くはありません。
電気代の実態
エブリィフレシャスの電気代は、公式データによれば以下の通りです(SLEEP/ECO機能使用時):
- lite: 約623円/月~
- mini: 約453円/月~
- tall: 約401円/月~
- tall+cafe: 約401円/月~
興味深いことに、エントリーモデルの「lite」が最も電気代が高く、高機能モデルの「tall」が最も安くなっています。これらはSLEEP/ECO機能を使用した場合の数値です。長期的に見ると、初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮したモデル選びが重要です。
長期的な総コスト
3年間(解約金なしで解約できる最低期間)の総コストを計算すると:
【3年間の総コスト(エブリィフレシャス lite の場合)】
本体レンタル料: 2,750円 × 36ヶ月 = 99,000円
電気代(SLEEP/ECO機能使用時): 623円 × 36ヶ月 = 22,428円
水道代: 30円 × 36ヶ月 = 1,080円
合計: 約122,508円(3年間)
これは決して安くない金額であり、特に月の使用量が50L未満など、少ない場合はコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
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機能面での制約と注意点
エブリィフレシャスには、機能面でもいくつかの制約があります。
温度調整の制限
「lite」と「mini」モデルでは、冷水と温水のみの温度設定で、常温水や高温水の出し分けができません。様々な温度の水を使い分けたい場合は、より高価な「tall」または「tall+cafe」モデルを選ぶ必要があります。
浄水能力の差
エントリーモデルの「lite」は、他のモデルと比較して浄水能力が低く、除去できる物質が32種類(他のモデルは46種類)に限られています。水質にこだわる場合は、より高価なモデルを選ぶ必要があるでしょう。
動作音について
調査していると「うるさい」といったキーワードが見られます。特に冷却・加熱時や給水時には一定の動作音が発生するようです。静かな環境を好む方や、寝室近くに設置する場合は、ECOモードにするなどの音対策することで、ストレスを軽減できます。
また、水が不足していると、ポンプが空回りして音が発生します。その場合は、水を補填して快適に過ごしましょう!
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設置場所の制限
エブリィフレシャスを設置する際には、いくつかの条件があります。
必要なスペースと設置条件
「lite」の場合、放熱のために背面・側面に5cm以上のスペースが必要で、上部も開放した状態での設置が推奨されています。また、サイズも比較的大きく、「tall」と「tall+cafe」モデルは高さが1,125mmあります。
設置場所の制約
加えて、直射日光の当たる場所、熱源の近く、凍結の恐れがある場所への設置は避ける必要があります。これらの条件によって、設置可能な場所が制限される可能性があります。
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よくあるトラブルとサポート体制
検索データから見ると、エブリィフレシャスユーザーが経験するトラブルにはいくつかのパターンがあるようです。しかし、それらに対するサポート体制も整っています。
機器の不具合
「水が出ない」「冷たくない」「ぬるい」「冷えない」といった機能面での不満も見受けられました。
これらは初期設定や使用方法の問題である場合もありますが、実際に機器の不具合が発生することもあるでしょう。重要なのは、こうした問題が起きた場合、サポートに連絡するなどの対処法(公式ページの下の方にサポートに関する情報あり)を事前に知っておくと安心ですね。
水漏れのリスク
少数だが「水漏れ」もあるようです。
ただ、心強いのは、エブリィフレシャスのサポート体制です。
万が一水漏れなどの故障が発生した場合でも、フリーダイヤル0120-907-352に電話することで対応してもらえます。
特筆すべきは、このサポートが平日(9:00~18:00)だけでなく、土日・祝日(9:00~17:00)も利用可能な点です。急な故障でも週末に対応してもらえるのは安心材料と言えるでしょう。
もし、電話できない場合でも、24時間WEBページから連絡可能です。
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機種変更に高額な費用がかかる
エブリィフレシャスを契約した後に、別のモデルに変更したくなった場合、高額な交換手数料が発生します。
機種変更の費用
モデル交換を希望する場合、以下の交換手数料が発生します:
- 契約後または前回交換後1年未満:13,000円(税込14,300円)
- 契約後または前回交換後1年経過~2年未満:8,000円(税込8,800円)
- 契約後または前回交換後2年以上経過:5,000円(税込5,500円)
初期選択の重要性
この高額な交換手数料の存在は、初期段階でのモデル選択がいかに重要かを示しています。例えば、「mini」を選んだ後に「やっぱり常温水も使いたい」と思っても、「tall」への変更には高額な費用がかかります。
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まとめ:デメリットを理解した上での選択
エブリィフレシャスには、ここまで紹介したようなデメリットがありますが、それらを理解した上で選ぶことで、より満足度の高い利用が可能になります。
デメリットへの対処法
- 長期契約について:3年以上の利用を前提に考え、長期的な視点で判断しましょう。
- メンテナンス負担:定期的な洗浄は日課に組み込み、習慣化することで負担を軽減できます。
- 月額コスト:できるだけ使用量を増やし(家族が多いほどお得です!)、ペットボトル購入からの節約をしましょう。
- 機能面の制約:自分のニーズに合ったモデルを最初に選ぶことがポイントです。
- 設置スペース:事前に設置場所の寸法を測り、適切なモデルを選びましょう。
- トラブル対応:サポート窓口の連絡先(公式ページにあります)を保存しておき、問題発生時に迅速に対応しましょう。
- 機種変更の費用:最初に自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが重要です。
エブリィフレシャスが向いている人
- 毎日大量の水を使用する家庭:ペットボトルを大量に購入している家庭なら、長期的には経済的にお得に
- 水道水の味や安全性に不安を感じている方:浄水能力の高さが魅力的
- ボトル交換の手間を省きたい方:重いボトルの交換がないのは大きなメリット
- 長期(3年以上)の利用を考えている方:解約金の問題を回避できる
- 定期的なメンテナンスを習慣化できる方:日常のルーティンに組み込める方なら問題ない
エブリィフレシャスは、水の品質にこだわりつつも、ボトル交換の手間から解放される製品です。確かに長期契約前提の料金体系やメンテナンス負担はありますが、それらを受け入れられるなら、毎日の生活を便利で快適にしてくれるでしょう。
しっかりとした情報に基づいて選択することで、後悔のない導入が可能です。この記事で紹介したデメリットを理解した上で、それでもメリットの方が大きいと感じるなら、エブリィフレシャスはあなたの生活に価値ある追加となるでしょう!
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