ウォーターサーバーを検討するとき、月額料金だけでなく電気代や水道代といった「隠れコスト」も気になりますよね。
まず、結論からお答えしますね。
A:電気代は、平均的な使用で月1000円程度です。ECOモードを活用すると最大60%節電できるため、通常使用より電気代を400~600円程度抑えられる可能性があります。水道代については、月の水量100リットルで30円程度です。
エブリィフレシャスの電気代はいくら?
エブリィフレシャスの電気代は、使用モデルによって異なります。
公式データによると、SLEEP/ECO機能を使用した場合の各モデルの月間電気代は以下の通りです:
- エブリィフレシャス lite: 約623円/月~
- エブリィフレシャス mini: 約453円/月~
- エブリィフレシャス tall: 約401円/月~
- エブリィフレシャス tall+cafe: 約401円/月~
これは公式の「当社調べ」による数値で、SLEEP機能とECO機能を活用した場合の電気代です。
興味深いことに、エントリーモデルである「lite」の電気代が最も高く、高機能モデルである「tall」と「tall+cafe」が最も低くなっています。
電気代の比較と特徴
【SLEEP/ECO機能使用時の月間電気代】
lite: 約623円/月~
mini: 約453円/月~
tall: 約401円/月~
tall+cafe: 約401円/月~
注目すべきは、基本的な構造は同じでも、モデルによって電気代に大きな差があることです。最も安い「tall」と最も高い「lite」では、月に約220円、年間では約2,640円もの差が生じます。
ECOモードと電気代削減効果
エブリィフレシャスのECOモードは、水温を少し調整することで電気代を削減する機能です:
- ECO冷水:約10~15℃(通常は5~10℃)
- ECO温水:約70~75℃(通常は80~85℃)
公式によると、このECO機能と夜間の電力消費を抑えるSLEEP機能を併用することで、上記の電気代の実現が可能になります。赤ちゃんのミルク作りにもちょうど良い温度設定なので、小さなお子さんがいるご家庭では特に重宝するでしょう。
これらの機能を使わない場合は、上記よりさらに高い電気代になる可能性があります。ECOモードを使わない場合の電気代は公開されていませんが、一般的なウォーターサーバーの例から推測すると、20~40%程度高くなる可能性があります。
SLEEP機能の効果
エブリィフレシャスには光センサーで部屋の明るさを感知し、夜間など使用頻度が低い時間帯に自動的に電力消費を抑制する「SLEEP機能」も搭載されています。
この機能は特に寝室に設置する場合や、長時間不在になる家庭で効果的です。公式の電気代データは、このSLEEP機能とECO機能を併用した場合の数値となっています。
水道代はどれくらいかかる?
エブリィフレシャスは水道水を使用するタイプのウォーターサーバーです。実際にかかる水道代を考えてみましょう。
1日の使用量と月間コスト
一般的な家庭での使用量を想定すると:
- 標準的な使用: 1日約2~3リットル
- 多めの使用: 1日約4~5リットル
平均的な水道料金(1㎥=1000リットルあたり約200~300円)で計算すると:
【1ヶ月の水道代】
標準使用(約60~90リットル/月): 追加水道代 約12~27円
多め使用(約120~150リットル/月): 追加水道代 約24~45円
コスト削減のためのポイント
エブリィフレシャスを使用する際のコスト削減ポイントをまとめました:
- ECOモードを積極的に活用する
- 冷水や温水の温度設定をECOモードにすることで、最大60%の電気代削減が可能
- 特に暑すぎない冷水、熱すぎないお湯で十分な用途が多い日常使用に最適
- 必要なときだけ高温モードを使用する
- 高温の熱湯(90℃)が必要な場合のみ、一時的に通常モードに切り替える
- 使用後はすぐにECOモードに戻す習慣をつける
- 適切な設置場所を選ぶ
- 直射日光の当たる場所や熱源の近くは避け、室温が安定している場所に設置
- 背面と側面は放熱のために5cm以上のスペースを確保する(冷却効率アップで電気代削減)
- メンテナンスを定期的に行う
- タンクやトレイの清掃を定期的に行い、効率よく動作させる
- カートリッジも定期的に交換して、浄水効率を維持する
ボトル型ウォーターサーバーとのコスト比較
エブリィフレシャス(浄水型)と従来のボトル配送型ウォーターサーバーの月間コストを比較してみましょう:
エブリィフレシャスの月間コスト(標準的な使用の場合)
【エブリィフレシャス lite】
月額料金:2,750円
電気代:約623円(SLEEP/ECO機能使用時)
水道代:約20~50円(浄水効率を考慮)
合計:約3,393円~3,423円/月
【エブリィフレシャス tall】
月額料金:3,300円
電気代:約401円(SLEEP/ECO機能使用時)
水道代:約20~50円(浄水効率を考慮)
合計:約3,721円~3,751円/月
一般的なボトル配送型の月間コスト
月額レンタル料:約1,000~1,500円
水代(12Lボトル×3本):約3,600~4,800円
配送料:0~500円
電気代:約400~600円
合計:約5,000~7,400円/月
よくある質問
まとめ:エブリィフレシャスの電気代・水道代は想定以上?
エブリィフレシャスの運用にかかる電気代は、公式データによるとSLEEP/ECO機能使用時で月に401円~623円(モデルによる)、水道代の追加負担は月に数十円程度と見積もられます。
エブリィフレシャスの導入を検討されているなら、このような隠れたコストをしっかりと理解されているあなたは、すでに賢明な判断をされています。
電気代や水道代は確かに毎月発生する費用ですが、毎日の生活の質を高め、健康的な水を手軽に楽しめることの価値も忘れないでください。
特に毎日たくさんの水を使われるご家庭なら、長い目で見れば経済的にもメリットを感じられるはずです。
マットブラックやマットホワイトのスタイリッシュなデザインは、きっとあなたのお部屋にも素敵に馴染むでしょう。
【注意】この記事の水道代に関する情報は一般的な使用状況を想定した概算です。
電気代は公式データに基づいていますが、実際のコストは使用状況、電気・水道料金、地域差などにより変動します。具体的な数値については、ご自身の使用環境に合わせて再計算されることをお勧めします。