家族が多いけど家は狭いし、どう選べばいいの?
ウォーターサーバーの設置を考える際、サイズと容量のバランスは大きな悩みどころですよね。
特に、筆者のように5人家族ともなると、使い勝手の良さと設置スペースのバランスが重要になってきます。
結論から言うと、5人以上の家族ならtall(トール)がオススメです!
以下に、それぞれの条件で、どれが良いか示しますね!
条件 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
1〜2人家族 | mini | コンパクトで容量も十分 |
3〜4人家族(スペース重視) | mini | 省スペースながら家族にも対応 |
3〜4人家族(機能重視) | tall | 容量と温度設定の幅が便利 |
5人以上の家族 | tall | 大容量で給水頻度を削減、多様な温度設定 |
限られたスペースしかない(カウンター以外に置けること) | tall | 床置きでカウンタースペースを確保 |
子どもの使いやすさ重視 | tall | 適切な高さ設計で子どもも使いやすい |
この記事では、エブリィフレシャスのミニ(mini)モデルとトール(tall)モデルを、実際の家庭での使用シーンをイメージしながら徹底比較していきます。
家族構成やライフスタイルに合わせた最適な選択のヒントを見つけてください。
はじめに:エブリィフレシャスを選ぶ理由
浄水型ウォーターサーバーのメリット
従来のウォーターサーバーといえば、重たいボトルの配達と交換が必要でした。しかしエブリィフレシャスは水道水を注ぐだけで使える浄水型。
これにより:
- ボトル交換の手間が不要
- 定額制で使い放題(水道代のみ別途)
- 配達を待つ必要がない
- 部屋にボトルのストックスペースが不要
という大きなメリットがあります。
エブリィフレシャスの主要モデル比較
今回特に比較するのは「mini」と「tall」の2モデル。それぞれの基本情報を見ていきましょう。
mini(ミニ)モデルの基本情報
出典:公式サイトより
- タイプ:卓上型
- サイズ:幅250mm×奥行295mm×高さ470mm
- 重さ:8.3kg
- 総容量:約5.0L(貯水タンク3.3L + 冷水タンク0.8L + 温水タンク0.9L)
- 特徴:コンパクトで省スペース、キッチンカウンターに設置可能
- 月額料金:3,300円(税込)
tall(トール)モデルの基本情報
出典:公式サイトより
- タイプ:床置き型
- サイズ:幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm
- 重さ:19.7kg
- 総容量:約8.7L(貯水タンク5.7L + 冷水タンク1.5L + 温水タンク1.5L)
- 特徴:6段階の温度設定、大容量、機能性重視の設計
- 月額料金:3,300円(税込)
機能・性能の違いを一覧表で比較
項目 | mini(ミニ) | tall(トール) |
---|---|---|
浄水能力 | 46物質除去 | 46物質除去 |
温度設定 | 4段階(冷水/温水/ECO冷水/ECO温水) | 6段階(冷水/温水/ECO冷水/ECO温水/常温水/高温水約90℃) |
UV-LED除菌 | あり | あり |
ECO機能 | あり(最大約60%電気代カット) | あり(最大約60%電気代カット) |
SLEEP機能 | あり | あり |
カラー | マットホワイト・マットブラック | マットホワイト・マットブラック |
家族構成別・最適モデル選びのポイント
家族の人数によって、最適なモデル選びのポイントは変わってきます。
一人暮らし・二人暮らしに最適なのは?
コンパクトなminiが特におすすめです。理由は:
- 1〜2人なら5Lの容量で十分対応可能
- 限られた住居スペースを有効活用できる
- 省スペース設計で引っ越しにも対応しやすい
3〜4人家族のバランス選び
中規模の家族では、ライフスタイルによって選択が分かれます:
- 使用頻度が高い場合:tallがおすすめ(容量的に安心)
- キッチンスペースが限られている場合:miniでも対応可能(給水頻度は増加)
- 子どもの使いやすさを重視:tallが使いやすい高さ設計
5人以上の大家族におすすめのモデルは?
5人以上の家族には断然tallがおすすめです:
- 大容量(8.7L)で給水頻度を減らせる
- 朝の忙しい時間帯にも水切れの心配が少ない
- 6段階の温度設定で家族の多様なニーズに対応
- 子どもから大人まで使いやすい高さ設計
限られたスペースでの選択:サイズと使い勝手のジレンマ
狭い住環境でも快適に使いこなすためのポイントを見ていきましょう。
キッチンカウンターのスペース活用術
キッチンカウンターは貴重な作業スペース。miniを設置する場合の工夫:
- 作業スペースの確保:調理頻度の高いエリアから離れた位置に配置
- 縦方向の活用:上部の吊り戸棚との間隔に注意
- 動線の確保:水の補給や取り出しの動作を想定した配置
しかし、実はこれが大きな落とし穴になることも。
床置き型と卓上型、実質的な占有面積比較
実は思ったほど差がない底面積:
- mini:幅250mm×奥行295mm = 約73,750mm²
- tall:幅290mm×奥行363mm = 約105,270mm²
カウンター上のスペースは、調理や盛り付けなど多目的に使用するため、その価値は床面積よりも高いとも言えます。tallを床置きにすれば、カウンタースペースを解放できるメリットがあります。
縦方向スペースの活用メリット
日本の住宅事情を考えると、「高さ方向」のスペース活用は非常に重要:
- 床置き型tallは、冷蔵庫横など「縦方向」のデッドスペースを有効活用
- カウンタースペースを占有せず、作業効率を維持
- 床から高さ方向へのスペース活用は、日本の住宅事情に適している
日常シーンから考える適切なモデル選択
実際の生活シーンをイメージしながら、最適なモデルを考えてみましょう。
朝の忙しい時間帯の水の使用量と容量の関係
5人家族の朝の典型的な使用シーン:
- 大人2人分のコーヒーや紅茶(温水利用)
- 子ども3人分の麦茶やジュース用の冷水
- 朝食の調理用の水(お味噌汁など)
- ペットボトルや水筒への補充
これらを合計すると、一度に2〜4L近くの水を使用することも珍しくありません。miniの場合、貯水タンク容量が3.3Lのため、朝だけで一度補充が必要になる可能性があります。
子どもが使いやすいのはどっち?安全性と操作性
子どもの使いやすさを考えると:
- tall:床置き型で適切な高さに注ぎ口があり、子どもが安定した姿勢で使用可能
- mini:カウンターに置くと子どもには高すぎ、低い場所に置くと大人には使いにくい
その結果、思わぬ落下で怪我に繋がる可能性も。
5人家族で子どもが3人いる場合、子どもたちの自立サポート、怪我防止の意味でも、tallの方が使いやすいでしょう。
料理やお茶・コーヒータイムでの使い勝手
料理での利用頻度が高い家庭では:
- tallの6段階温度設定が便利(常温水は下ごしらえに、高温水は即席麺などに)
- 大容量なので、調理中に水が切れる心配が少ない
- キッチン作業を妨げないよう、冷蔵庫横などに設置可能
意外と見落としがちな長期利用のポイント
ウォーターサーバーは長く使うものだからこそ、初期の印象だけでなく長期的な使用感も重要です。
水の継ぎ足し頻度と家事負担の関係
5人家族の場合、1日あたりの使用量が多く、水の継ぎ足し頻度が家事負担に大きく影響します:
- mini:1日2〜3回の給水が必要になる可能性
- tall:1日1回の給水で対応可能なケースが多い
特に忙しい共働き家庭では、この「小さな手間の積み重ね」が疲労やストレスにつながることもあります。
設置場所の選択肢とインテリア性
設置場所を選ぶ際の視点:
- tallはリビングやダイニングの一角にも設置可能(キッチンだけに限定されない)
- マットな質感のデザインはインテリアに馴染みやすい
- 水のある生活空間が、家族の集まる場所になることも
多人数家族の実際の水使用量と適切な容量
5人家族の一般的な1日の水使用量:
- 朝食時:約2〜4L
- 昼食時:約2〜3L
- 夕食時:約3〜4L
- その他(おやつ時間など):約1〜2L
合計で1日約10〜13Lの使用も珍しくありません。miniの総容量は約5L、tallは約8.7Lであることを考えると、tallでも1日1〜2回の給水が必要となりますが、miniではさらに頻度が増えることになります。
よくある質問と悩みへの答え
「スペースを取りたくないけど、容量も欲しい」というジレンマ解決法
このジレンマへの現実的なアプローチ:
- 優先順位を明確に:日々の使い勝手と家事負担軽減が優先なら、多少大きくてもtall
- 設置場所の再考:キッチン以外も含めた最適スポット探し
- 縦方向の活用:日本の住宅は横方向より縦方向のスペースが活用しやすい
コスパを考えた選び方
長期的なコスト効果から考える視点:
- 月額料金:miniとtallは同額(3,300円)なので、機能・容量差を考えるとtallがお得
- 電気代:両モデルともECO機能で最大約60%カット可能
- 時間的コスト:水継ぎ頻度が少ないtallは、時間的価値も考慮するとお得
モデル変更と移転時の注意点
将来的な変更やライフステージの変化に備えた情報:
- モデル変更(miniからtallへ、またはその逆)には手数料が発生
- 引っ越し時のサーバー移設も専用手続きが必要
- サーバー交換後3年未満での解約にも解約金が発生するため注意が必要
長期的な視点で選ぶ際は、現在の家族構成だけでなく、将来の変化も考慮することをおすすめします。
まとめ:あなたの家族に最適なのはどっち?
ここまでの比較を踏まえると、5人家族の場合、長期的な使いやすさを考慮するとtallモデルがおすすめです。
家族構成・スペース・利用頻度からの最適モデル
条件 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
1〜2人家族 | mini | コンパクトで容量も十分 |
3〜4人家族(スペース重視) | mini | 省スペースながら家族にも対応 |
3〜4人家族(機能重視) | tall | 容量と温度設定の幅が便利 |
5人以上の家族 | tall | 大容量で給水頻度を削減、多様な温度設定 |
限られたスペースしかない(カウンター以外に置ける) | tall | 床置きでカウンタースペースを確保 |
子どもの使いやすさ重視 | tall | 適切な高さ設計で子どもも使いやすい |
長期的な利用を考えた提案
特に5人家族では、日々の使用頻度が高く、「少し大きくても使いやすい」を選ぶ方が長期的な満足度は高い傾向にあります。
空間が限られているなら、キッチンカウンターよりも冷蔵庫横などの床置きスペースを探すことで、作業効率を落とさず大容量モデルを導入できます。
最終的には、あなたの家庭のライフスタイルと優先事項に合わせて選ぶことが大切です。この記事が、あなたの家族にぴったりのエブリィフレシャスを選ぶヒントになれば幸いです。