シニア世代のウォーターサーバー選びで迷っていませんか?
結論から言うと、70〜80代の方には基本的にミニ(mini)モデルがおすすめです。
軽量で使いやすく、適切な高さに設置できるため、毎日の使用が無理なく続けられます。
水道水を注ぐだけで使える浄水型ウォーターサーバー「エブリィフレシャス」は、重たいボトルの交換が不要で、シニアの方にも優しい。
この記事では、ミニとトールのどちらが実際の生活に合うのか、あなたの状況別に最適な選択肢をご紹介します。
はじめに:シニア世代のウォーターサーバー選び
エブリィフレシャスの浄水型ウォーターサーバーの基本メリット
浄水型ウォーターサーバー「エブリィフレシャス」のメリットは:
- 水道水を注ぐだけで使える手軽さ
- 重いボトルの配達や交換が不要
- 定額制で使い放題(水道代のみ別途)
- ペットボトルのストック場所が不要
- 欲しいときにすぐ冷水・温水が使える
シニア世代ならではの選び方のポイント
一般的な選び方とは違い、シニア世代には特に重要なポイントがあります:
- 持ち運びやすさと重量:力の弱くなった手や腕への負担
- 給水のしやすさ:水を注ぐ動作の安全性と簡便さ
- 設置場所の自由度:限られた居住スペースでの使いやすさ
- メンテナンスの手軽さ:定期的なお手入れのしやすさ
これらの観点から、ミニとトールのどちらが適しているのか詳しく見ていきましょう。
2. エブリィフレシャスのミニとトール – 基本情報
ミニ(mini)モデルの特徴とサイズ
出典:公式サイトより
- タイプ:卓上型
- サイズ:幅250mm×奥行295mm×高さ470mm
- 重さ:8.3kg
- 総容量:約5.0L(貯水タンク3.3L + 冷水タンク0.8L + 温水タンク0.9L)
- 設置場所:キッチンカウンター、テーブルなど
- 月額料金:3,300円(税込)
トール(tall)モデルの特徴とサイズ
出典:公式サイトより
- タイプ:床置き型
- サイズ:幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm
- 重さ:19.7kg
- 総容量:約8.7L(貯水タンク5.7L + 冷水タンク1.5L + 温水タンク1.5L)
- 設置場所:床置き(冷蔵庫横など)
- 月額料金:3,300円(税込)
料金プランの比較
両モデルとも基本的な月額料金は同じ3,300円(税込)で、この料金にはサーバーレンタル料、浄水カートリッジ代、配送料が含まれています。初期費用はかかりません。
シニア世代に重要な機能比較
ミニとトールの機能面での違いを、シニア世代にとって特に重要なポイントから比較します。
本体スペックとサイズ比較
機能・仕様 | ミニ(mini) | トール(tall) | シニア視点でのポイント |
---|---|---|---|
本体サイズ | 幅250mm×奥行295mm×高さ470mm | 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm | 設置スペースの確保と清掃のしやすさに影響 |
総容量 | 約5.0L | 約8.7L | 給水頻度に直結 |
消費電力 | 冷水80W/温水350W | 冷水80W/温水350W | 電気代は同等 |
温度設定 | 4段階 | 6段階(常温水・高温水追加) | 飲み物の種類による使い分けの自由度 |
重量 | 8.3kg | 19.7kg | 移動・設置時の負担に大きく影響 |
カラー | マットホワイト/マットブラック | マットホワイト/マットブラック | インテリアとの調和 |
使用時の身体的負担の比較
シニア世代にとって特に重要な「身体への負担」という観点から比較します:
操作時の姿勢と動作
- ミニ:置き場所や、設置台の高さを調整できるため、無理のない姿勢で操作可能
- トール:床置きのため操作パネルが低く、かがむ動作が発生しやすい
給水時の負担
- ミニ:貯水タンク3.3Lは満水で約3.3kg、比較的軽量
- トール:貯水タンク5.7Lは満水で約5.7kg、肩や腕への負担大
視認性と操作性
- ミニ:卓上設置で操作パネルが目線に近く、視認性が良好
- トール:床置きで操作パネルが低い位置にあり、老眼の方には見づらい可能性
機能面でのバリエーション
温度設定の違い
- ミニ:冷水/温水/ECO冷水/ECO温水の4段階
- トール:上記4段階に加え、常温水と高温水(約90℃)の合計6段階
便利機能の搭載状況
- 両モデル共通:UV-LED除菌機能、ECO機能、SLEEP機能
- ミニのみ:停電時にカートリッジを取り外して浄水ポットとして使用可能
これらの機能面での違いは、日常生活の快適さに直結します。特に温度設定の多様さは、飲み物の好みが多いシニア世代にとって重要なポイントとなります。
シニア世代の生活スタイル別おすすめモデル
日常生活のシーンや状況に合わせた、最適なモデル選びをご紹介します。
自立した一人暮らしのシニアの場合
一人暮らしのシニアの方には、以下の理由からミニ(mini)モデルが特におすすめです:
- 自己管理の容易さ:軽量で無理なく自分で管理・メンテナンスができる
- 少量頻回の給水が適している:一人分の使用量なら小まめな給水でも十分対応可能
- 設置自由度の高さ:限られた住空間でも最適な場所・高さに配置できる
家族と同居しているシニアの場合
ご家族と同居されている場合は、家族構成や役割分担によって選択肢が変わります:
- 家族が給水をサポートできる場合:トール(tall)モデルも検討可能
- 大容量で家族全員の使用に対応
- 6段階の温度設定で多様な用途に対応できる
- 床置きスペースが確保できれば設置も容易
- シニアが主に使用する場合:ミニ(mini)モデルが使いやすい
- 寝室や居間など、シニアが過ごす場所の近くに設置
- 自分で給水・操作できる安心感
- 他の家族が使う共用スペースと分けられる
体調や体力に配慮が必要な場合
リハビリ中の方や持病をお持ちの方など、体調や体力に特に配慮が必要なケースでは:
- 関節痛や肩の問題がある方:
- ミニ(mini)モデルを適切な高さに設置し、無理のない姿勢で給水・操作
- 小分けの給水で重量負担を軽減
- 腰痛や膝の不安がある方:
- かがむ動作を避けるため、ミニ(mini)モデルを高めの位置に設置
- または、トール(tall)モデルでも家族のサポートを受けながら使用
- 認知機能に不安がある方:
- シンプルな操作のミニ(mini)モデルが操作ミスを防ぎやすい
- 日常動線上の目につく場所に設置し、水分摂取を促進
このように、ご自身の生活スタイルや体力、将来の変化なども含めて総合的に判断することで、長く快適に使い続けられるモデル選びができます。
多くのケースでは、軽量で設置自由度の高いミニ(mini)モデルがシニア世代には適していますが、家族のサポート状況によってはトール(tall)モデルも選択肢となります。
設置場所と使いやすさ
適切な設置高さと場所の選び方
ミニの理想的な設置高さ:
- 腰から胸の高さ(約70〜90cm)が最も使いやすい
- 洗面台や低めのカウンターが適切
- 椅子に座ったまま操作できる高さも検討すると良い
トールの設置ポイント:
- 冷蔵庫横など、通路を塞がない場所
- コンセントの位置と配置の関係
- 給水時に踏み台などを使わずに済む場所選び
キッチン・リビングのどちらに置くべきか
キッチンに置く場合:
- 料理時にすぐ使える便利さ
- 水回りに近く、メンテナンスがしやすい
- 既存の動線への影響が少ない
リビングに置く場合:
- 日常的な水分摂取がしやすく、健康管理に有利
- くつろぎながら温かい飲み物を楽しめる
- キッチンと行き来する負担が軽減
毎日の使用シーンから考える
朝のコーヒー・お茶タイム
ミニの場合:
- キッチンカウンターに置けば、朝食準備と一緒に使いやすい
- 小容量でも1〜2人なら朝の飲み物に十分対応可能
- コンパクトなので他の調理スペースを圧迫しにくい
トールの場合:
- 大容量で朝の飲み物をまとめて準備しやすい
- 6段階の温度設定が可能(コーヒーや紅茶など飲み物に合わせた温度選択)
- ただし操作位置が低く、朝の忙しい時間に腰をかがめる動作が必要
服薬時の水分補給
- 温度調節機能で常温水や適温のお湯を選べる
- いつでもきれいな水が使えるため、服薬のタイミングを逃さない
- 寝室近くに設置すれば、就寝前・起床時の服薬にも便利
日中の水分摂取習慣
ミニの利点:
- 小まめな給水が必要で、自然と水分補給の意識が高まる
- サイズが小さく目につきやすいため、水分摂取を忘れにくい
トールの利点:
- 大容量で給水頻度が少なく、継続的な水分確保が容易
- リビングなど生活の中心に置いても場所を取りすぎない
給水とメンテナンスの工夫
負担を減らす給水方法のヒント
小分けにする工夫:
- 1Lサイズのペットボトルや小さめの水差しを活用
- 一度に全部入れず、半分ずつ給水する方法
給水のタイミング:
- 朝一番や就寝前など、決まった時間に習慣化
- タンクが空になる前に少しずつ継ぎ足す
- 飲み水を使った直後にすぐ補充する習慣づけ
簡単にできるお手入れ方法
貯水タンクの洗浄:
- 上部の貯水タンクは取り外して洗えます(3日に1回程度推奨)
- 食器用洗剤で軽く洗い、十分にすすぐ
- ミニの場合は小さく軽いので洗いやすい
出水口の清掃:
- 出水口キャップは取り外して洗浄可能
- トレイ部分も簡単に取り外せる
- 細かい部分は綿棒などを使って清掃
カートリッジ交換のコツ
- カートリッジ交換は年に1回(無料で自宅配送)
- 工具不要で簡単に交換可能
- 事前に水を抜いておくと軽くなり交換しやすい
- 交換手順を写真付きでメモしておくと便利
よくある質問と回答
「ミニでも十分な量の水が使えますか?」
ミニの総容量は約5Lです。2人世帯のシニアの方の一般的な使用量(飲料水や簡単な調理用に1日約3〜5L)を考えると、1日1〜2回の給水で十分対応できます。少量ずつ何度か給水するほうが、重い水を一度に扱うよりも安全です。
「給水が大変ではないですか?」
小さな水差しを使って少量ずつ給水するなどで対応可能です。給水を日課として習慣化し、朝の服薬時など決まったタイミングで行うと良いでしょう。ミニなら小まめな給水が負担になりにくいサイズです。
まとめ:あなたの状況に合ったモデル選び
状況別おすすめモデル
シニア世代の方の状況に応じた、最適なモデル選びのポイントをまとめました:
ミニ(mini)がおすすめな方:
- 体力・筋力に不安がある方:軽量で扱いやすく、少量ずつ給水できる
- 自分で設置場所を決めたい方:台の上に置けるので、最適な高さに調整可能
- キッチンカウンターに置きたい方:コンパクトで作業スペースを圧迫しにくい
- 1〜2人世帯で使用量が少なめの方:小容量でも十分対応可能
- メンテナンスを自分でしたい方:軽量で洗浄などの手入れがしやすい
トール(tall)がおすすめな方:
- 家族のサポートが定期的にある方:給水を家族に任せれば大容量の恩恵を受けられる
- 給水頻度を減らしたい方:大容量で2〜3日に1回程度の給水で済む
- 床置きの方が配置しやすい方:キッチンカウンターが狭い場合も設置可能
- 多様な温度設定を重視する方:6段階の温度設定で飲み物に合わせた使い分けができる
長く快適に使い続けるためのアドバイス
- 使い始めの数週間は給水のリズムを記録し、ご自身の使用パターンを把握する
- 小さな工夫(小分け給水など)で長く続けられる習慣を作る
- 必要に応じて家族のサポートを上手に取り入れる
どのモデルを選んでも、健康的な水分摂取を支える心強いパートナーになります。毎日使うものだからこそ、あなたの生活スタイルに合った選択をすることで、快適なシニアライフをより豊かなものにしてください。