エコフローのポータブル電源は女性でも持ち運べる？重さ別おすすめ機種

炊飯器もドライヤーも使える大容量のポータブル電源が欲しい。でも、重すぎて持ち運べなかったら意味がない…

その不安、この記事で完全に解決します。

実は、エコフロー DELTA 3シリーズには、女性でも無理なく持ち運べる機種から、二人での運搬を推奨する重量級まで、いろいろな重さの機種が揃っています。

上記の結果より、持ち運びやすさ、ドライヤーも利用できる電源に焦点を当てると「DELTA 3 Plus（12.5kg）」がオススメです！

さらに、女性労働基準規則という法的基準を参考にすれば、「自分が持てる重さの限界」が明確にわかるんです。

今回は、炊飯器やドライヤーが使える大容量ポータブル電源の中から、女性でも持ち運べるギリギリのラインを徹底検証しました。

女性が持てる重さの基準とは？法律から見る安全ライン

ポータブル電源を選ぶ前に、まず「女性が安全に持ち運べる重さ」を知っておくことが大切です。

女性労働基準規則に基づく重量制限

厚生労働省が定める女性労働基準規則では、18歳以上の女性が持てる重量について、以下のように定められています。

【女性労働基準規則による重量制限】

参考： 女性労働基準規則（厚生労働省）

引用：女性労働基準規則（厚生労働省）

実用的な重さの目安

法的には20kgまで持てることになっていますが、快適に使える重さとなると話は別です。

【実用的な重さの判断基準】

• 10〜13kg：女性一人で快適に持ち運べる
• 14〜16kg：体力次第だが、一人でも何とか運べる
• 17〜20kg：一人で運べるがかなり重い、階段は厳しい
• 21kg以上：二人以上での運搬を推奨

エコフロー DELTA 3シリーズの重さ比較表

それでは、炊飯器やドライヤーが使えるエコフロー DELTA 3シリーズの重さを比較してみましょう。

DELTA 3シリーズ全機種の重量比較

各機種の詳細解説

DELTA 3 / DELTA 3 Plus（約12.5kg）

女性一人で快適に持ち運べる重さ

• 持ち運び： ◎ 片手でも持てる軽さ
• 階段： ◎ 一人で問題なし
• 車への積載： ◎ 女性一人でも楽々
• こんな人におすすめ： 車中泊、キャンプ、防災用として頻繁に持ち運ぶ方

DELTA 3 1500（約16.5kg）

女性が一人で運べるギリギリのライン

• 持ち運び： △ 両手でしっかり持てば可能
• 階段： △ 一段ずつ慎重に運ぶ必要あり
• 車への積載： △ 工夫すれば一人でも可能
• こんな人におすすめ： 容量を重視したいが、どうしても一人で運びたい方

DELTA 3 Max以上（20kg超）

二人以上での運搬を推奨

• 持ち運び： ✕ 女性一人では危険
• 階段： ✕ 二人で運ぶべき
• 車への積載： ✕ 一人では腰を痛める可能性
• こんな人におすすめ： 家庭用蓄電池として据え置き利用、または家族と一緒に運ぶ方

炊飯器・ドライヤーが使えて女性が運べる機種はどれ？

ある女性の希望を整理すると、以下の3つでした。

1. 女性でも持ち運べる
2. 炊飯器やトースター、ドライヤーなどの家電が使える
3. 太陽光で充電できる

この3つの条件を満たすには、どの機種を選ぶべきでしょうか？

必要な定格出力(消費電力)

まず、各家電の消費電力を確認しましょう。

トースターやドライヤーを使うには、定格出力1,500W以上のポータブル電源が必要です。

女性が運べる＋家電が使える機種

DELTA 3シリーズで、上記の条件を満たす機種は以下の3つです。

① DELTA 3（約12.5kg）★最軽量

通常価格： ¥139,700（税込）

メリット：

• 最も軽量で持ち運びが楽
• 定格出力1,500Wで炊飯器・トースター・ドライヤーすべて使える
• 太陽光充電対応（ソーラー入力500W）

デメリット：

• 容量1,024Whなので、ドライヤーなら15〜20分程度しか使えない
• 長時間使用には向かない

こんな人におすすめ：

• 防災用として備えたい
• 短時間の使用が中心
• とにかく軽さを重視

② DELTA 3 Plus（約12.5kg）★バランス型

通常価格： ¥149,600（税込）

メリット：

• DELTA 3と同じ重さ（12.5kg）
• ソーラー入力が1,000W（DELTA 3の2倍）で2倍速で充電ができる
• UPS機能（停電時の自動切替）付き

デメリット：

• 容量はDELTA 3と同じ1,024Wh
• 価格がやや高い

こんな人におすすめ：

• ソーラーパネルで早く充電したい
• 停電時にパソコンやWi-Fiルーターを守りたい
• 軽さと機能のバランス重視

③ DELTA 3 1500（約16.5kg）★容量重視

通常価格： ¥181,500（税込）

メリット：

• 容量1,536Whで長時間使える
• ドライヤーなら25〜30分使用可能
• 定格出力1,500Wで家電対応

デメリット：

• 16.5kgと重め、体力次第では運搬が厳しい
• 価格が高い

こんな人におすすめ：

• できるだけ容量が欲しいが、一人で運びたい
• 車中泊で数日間使いたい
• ある程度体力に自信がある

女性一人でDELTA 3を運ぶための実践テクニック

12.5kgや16.5kgのポータブル電源を、女性一人でも安全に運ぶコツをご紹介します。

基本の持ち方

【正しい持ち方】

1. 腰を落として持ち上げる
   • 膝を曲げ、腰を落とした状態から持ち上げる
   • 腰だけで持ち上げると腰痛の原因に
2. 体の中心に近づける
   • ポータブル電源を体に密着させる
   • 腕を伸ばした状態だと負担が大きい
3. 両手でしっかり持つ
   • 本体の取っ手を両手で握る
   • 片手で持つのは避ける

階段での運び方

【上り階段】

• 一段ずつゆっくり上がる
• 途中で休憩を入れる
• 無理せず、誰かに手伝ってもらう

【下り階段】

• 上りよりも危険！慎重に
• 手すりがある側で運ぶ
• 一段ずつ確実に降りる

車への積み込み方

【トランクへの積載】

1. トランクの高さまで持ち上げる
   • 膝を使って持ち上げる
   • 反動を使わない
2. トランクの縁に一度置く
   • いきなり奥に押し込まない
   • 縁に置いてから、奥へスライドさせる
3. 固定する
   • 動かないようベルトで固定
   • 急ブレーキで飛び出さないように

キャリーカートの活用

16.5kg以上のポータブル電源には、キャリーカートが便利

• 平地ならキャリーで楽々移動
• 階段は使えないが、駐車場から家までなど短距離で活躍
• 1,000〜3,000円程度で購入可能

ソーラーパネルとセットでの重量も考慮しよう

「太陽光で充電したい」という希望があるなら、ソーラーパネルの重さも考える必要があります。

エコフローのソーラーパネルの重さ

ソーラーパネルの運搬方法

【おすすめの運び方】

1. ポータブル電源を先に運ぶ
2. ソーラーパネルを後から運ぶ
3. 車に積むときは分けて積載

ソーラーパネルは平らなので、車のトランクの底に置いて、その上にポータブル電源を載せると効率的です。

まとめ：女性が選ぶべきエコフローの機種はこれ！

女性が持ち運べて、炊飯器・ドライヤーが使えるエコフローの選び方をまとめます。

迷ったら → DELTA 3 Plus（12.5kg）がおすすめ

• 軽くて運びやすい
• ソーラー充電が早い（1,000W入力）
• UPS機能で停電時も安心
• 防災用にも車中泊用にも使える

重要なポイント：

• 法的には20kgまでOKだが、実用的には15kg前後まで
• 16.5kgが女性一人で運べる限界ライン
• 20kg超えは二人以上での運搬を推奨