夜間充電で月1,200円節約可能！Jackery 2000 New vs 3000 New vs 5000 Plus 賢い選び方

電気代がどんどん値上がりしている今こそ、ポータブル電源を活用すべきです。

東京電力の電気代は2022年から約30%値上がりし、毎月の電気代を見るたびに「また上がった…」とため息をついている方も多いのではないでしょうか？

今回、Jackery 3製品を使って電気代を節約する方法を徹底検証したところ、深夜に充電して昼間に使うことで毎月480円〜1,200円安くできることが分かりました。

■結論：用途別の最適なJackery活用法

*すべて本体のみの価格・節約額です。深夜充電→昼間使用での試算。

電気代節約の仕組み：深夜電力を賢く活用する方法

時間帯別電気料金の格差を利用

東京電力「スマートライフS」の料金例

• 深夜時間帯（1:00-6:00）：27.86円/kWh
• 昼夜時間帯（6:00-1:00）：35.76円/kWh
• 料金差：7.90円/kWh

この料金差を利用することで、毎日電気代を安くできます。

基本的な節約サイクル(Jackery 3000 Newの例で解説)

Step 1：深夜に充電する（安い電力を使う）

• 1:00-6:00の深夜料金でポータブル電源を満充電する
• 例）3000 New（3072Wh）→ 約86円で満充電できる

Step 2：昼間に放電する（高い電力の代わりに使う）

• 6:00-1:00の高い時間帯にポータブル電源を使う
• 同じ3072Whを昼夜料金で買うと→ 約110円かかる

Step 3：差額を節約できる

• 110円 – 86円 = 24円/日節約できる
• 月間約720円、年間約8,760円安くなる

3製品でどれだけ節約できるかを詳しく計算してみた

2000 New：まずは節約を試してみるスタイル

基本スペック

• 容量：2042Wh
• 深夜充電コスト：約57円
• 昼夜利用価値：昼夜料金で同じ電力を買うと約73円
• 1日の節約額：1日で約16円節約できる

月間活用例

• 深夜充電→昼間にLED照明・テレビ・扇風機を使用
• エアコン省エネ運転（135W）なら15時間使用可能
• 月間節約額：月に約480円節約できる
• 年間節約額：年間で約5,840円節約できる

投資回収の現実

• 10年での節約額：10年で58,400円節約できる
• 初期投資（標準価格）：最初に239,800円投資する
• 回収率：約24%回収できる
• 40%OFF時の初期投資：40%OFF時は143,880円投資する
• 40%OFF時の回収率：40%OFF時は約41%回収できる

こんな人におすすめ

• ポータブル電源を初めて購入する人
• 災害対策がメインで節約は副次的
• 月間電気代が10,000円以下の家庭

3000 New：本格節約スタイル

基本スペック

• 容量：3072Wh
• 深夜充電コスト：約86円
• 昼夜利用価値：昼夜料金で同じ電力を買うと約110円
• 1日の節約額：1日で約24円節約できる 月間活用例

月間活用例

• 深夜充電→昼間の主要家電をほぼカバー
• エアコン通常運転2時間＋省エネ8時間も可能
• 冷蔵庫(150W)なら20時間稼働
• 月間節約額：月に約720円節約できる
• 年間節約額：年間で約8,760円節約できる

投資回収の現実

• 10年での節約額：10年で87,600円節約できる
• 初期投資（標準価格）：最初に359,800円投資する
• 回収率：約24%
• 40%OFF時の初期投資：40%OFF時は215,880円投資する
• 40%OFF時の回収率：40%OFF時は約41%回収できる

こんな人におすすめ

• バランスの取れた容量が欲しい人
• 災害対策と節約の両方を重視したい

5000 Plus：完全活用スタイル

基本スペック

• 容量：5040Wh
• 深夜充電コスト：約140円
• 昼夜利用価値：約180円
• 1日の節約額：1日で約40円節約できる

月間活用例

• 深夜充電→昼間電力の大部分をカバー
• エアコン通常運転4時間も余裕
• 大型冷蔵庫(350W)なら14時間稼働
• 月間節約額：約1,200円
• 年間節約額：約14,600円

投資回収の現実

• 10年での節約額：146,000円
• 初期投資（標準価格）：799,000円
• 回収率：約18%
• 40%OFF時の初期投資：479,400円
• 40%OFF時の回収率：約30%

こんな人におすすめ

• 電力使用量が多い大家族
• 将来的な拡張も視野に入れたい人
• 災害時の自給自足を重視する家庭

「また電気代が上がった」ストレスからの解放

電気代値上げ時代の心の支え

2022年以降の電気代値上げ状況

• 2022年：平均15%値上げ
• 2023年：平均20%値上げ
• 2024年：燃料調整費でさらに上昇

ポータブル電源利用者の心境変化

• 従来：「また電気代上がった…」（絶望感）
• 導入後：「でも毎月数百円は節約できてる」（安心感）

毎月の節約額は大きくありませんが、「対策している」という心の余裕が何より価値があります。電気代の値上げニュースを見ても、「うちはポータブル電源で対策してるから大丈夫」と思えるのは、金額以上の価値があるのではないでしょうか。

エアコン節約の現実的活用法

夏場のエアコン代削減戦略

最も電気代が高い時間帯の対策

• 13:00-16:00：最も暑くなり、電気代も高くなる時間帯
• この時間帯だけポータブル電源でエアコン使用
• 3000 Newなら通常運転を2.6時間カバーできる

具体的な節約額計算

• エアコン通常運転（1190W×3時間）：3.57kWh
• 昼夜料金：約128円
• 深夜充電：約99円
• 1日の節約額：29円
• 夏季3ヶ月での節約：約2,610円

冬場の暖房代削減

朝の暖房立ち上げコスト削減

• 最も寒い6:00-8:00の暖房をポータブル電源でカバー
• 石油ストーブとの併用で電気代大幅削減
• エアコン暖房2時間で約60円の節約できる

災害対策としての安心感はお金で買うことができない

金銭では測れない価値

災害時の避難所回避価値

• 避難所でのプライバシー確保：測定不可能
• 感染症リスク回避：健康価値は無限大
• 家族の安心感：心の平穏は買えない

投資価値の再評価

従来の考え方

• 純粋な電気代回収：40〜50年くらい年かかる

新しい価値観

• 電気代節約：毎月実感できるメリット
• 災害対策：プライスレスな安心感
• 電気代値上げ耐性：将来への備え
• アウトドア活用：レジャーの幅が広がる

アウトドア・車中泊での追加価値

レジャー活用で投資価値アップ

キャンプでの電源確保価値

• AC電源付きサイトとの料金差：約2,000円/泊
• 年4回キャンプ→8,000円の節約
• 10年で80,000円の追加価値

車中泊での宿泊費節約

• ホテル代1泊10,000円→車中泊0円
• 月1回の車中泊旅行で年間120,000円節約
• 快適な車中泊環境（エアコン・照明・充電）

災害以外での緊急時対応

• 台風での計画停電時の在宅継続
• 工事による停電時の業務継続
• 年に数回の活用でも十分価値あり

将来的なソーラーパネル追加も検討

さらなる節約効果を求めるなら

本体だけでも十分節約効果がありますが、さらに節約効果を高めたい場合は、将来的にソーラーパネルの追加も検討できます：

ソーラーパネル追加のメリット

• 日中の発電で節約効果が2-3倍に
• 晴天時は電力会社からの買電をほぼゼロに
• 災害時の自給自足能力向上

段階的導入がおすすめ

1. まず本体購入→節約効果を実感
2. 効果を確認後→ソーラーパネル検討
3. 必要に応じて→拡張バッテリー追加

よくある質問

まとめ：賢い投資として最適な選択

ポータブル電源は「災害対策」と「電気代節約」の一石二鳥の投資です。

選択の指針

• 節約お試し派：2000 New（月480円節約）
• バランス重視派：3000 New（月720円節約）
• 本格活用派：5000 Plus（月1,200円節約）

投資価値の考え方

• 純粋回収にこだわらず、総合価値で判断する
• 毎月の電気代を見るたびに安心できる
• 災害ニュースを見ても動じない余裕を持てる
• 電気代値上げに耐えられる