ちょっと待って!リバー3プラスは確かにコスパ良好なポータブル電源ですが、実はドライヤーやホットプレートなど1000W以上の家電は使えません。
小さな停電やキャンプには最適ですが、本格的な災害対策を考えるなら、少し値は張りますがデルタ3シリーズを選んだ方が安心です。
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
はじめに
エコフロー社の製品は高品質で人気がありますが、リバー3プラスとデルタ3シリーズという2つの代表的な製品ラインがあります。今回は、「安いから買おうと思っていたけど、本当に自分に合っているのかな?」と悩んでいる方に向けて、両製品の違いを分かりやすく解説します。
エコフローの製品ラインナップは大きく分けて、コンパクトサイズの「リバー」シリーズと大容量の「デルタ」シリーズがあります。価格差も大きいので、用途に合わせた選択が重要です。
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
リバー3プラスとデルタ3シリーズの基本スペック比較
まずは基本スペックを比較してみましょう。
リバー3プラスとデルタ3の主なスペック
リバー3プラス | デルタ3 | デルタ3プラス | デルタ3 1500 | |
---|---|---|---|---|
容量 | 286Wh | 1024Wh | 1024Wh | 1536Wh |
定格出力 | 600W (X-Boost時900W) |
1500W (最大3000W) |
1500W (最大3000W) |
1500W (最大3000W) |
サイズ | 約23×23×15cm | 約40×20×28cm | 約40×20×28cm | 約40×21×28cm |
重量 | 約4.7kg | 約12.5kg | 約12.5kg | 約16.5kg |
価格 | 約39,800円 | 約139,700円 | 約149,600円 | 約181,500円 |
フル充電時間 | 約1時間 | 約56分 | 約56分 | 約90分 |
静音性 | 30dB以下 | 600W以下で30dB | 600W以下で30dB | 600W以下で35dB |
最も大きな違いは、電気を貯められる量(電気容量)と電気出力です。
リバー3プラスは286Whと電気容量が小さく、出力も600Wしかありません。
一方、デルタ3シリーズは最小でも1024Whあり、出力も1500Wと大幅に大きいです。
その結果、リバー3プラスでは、ドライヤー(1000W~)などの大きな電力が必要な電気機器が利用できない可能性が高いのです。
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
リバー3プラスの特徴と向いている使用シーン
コンパクトさと携帯性のメリット
サイズも23×23×15cmとコンパクトで、車のトランクにすっぽり収まります。また、家の中でも邪魔にならないサイズなので、普段は収納しておいて、必要な時だけ取り出して使うことができます。
実際に使える家電と稼働時間
リバー3プラスで実際に使用できる家電と稼働時間の目安は以下の通りです:
- スマートフォン(10W):約20回充電
- ノートPC(60W):約4時間
- LEDライト(10W):約20時間
- 小型冷蔵庫(60W):約3.9時間
- 扇風機(40W):約6時間
- テレビ(100W):約2.2時間
【注目ポイント】1,000W以上の家電は使用困難
ここが重要なポイントです。リバー3プラスの定格出力は600Wで、X-Boost機能を使っても最大900Wまでしか対応していません。つまり、以下のような家電は使えない、または性能が制限されます:
- ドライヤー(1000W~):使用不可または弱モードのみ
- 電子レンジ(800W~):低出力での使用に限定
- ホットプレート(1200W~):使用不可
- 電気ケトル(1000W~):使用不可
- エアコン(800W~):小型のみ限定的に使用可能
向いている使用シーン
リバー3プラスがむいている使用シーンは以下のとおりです:
- キャンプや車中泊:スマホ充電、LEDライト、小型ファンなど
- 短時間の停電対策:Wi-Fi維持、スマホ充電、LEDライト点灯
- 屋外での作業:小型電動工具の使用
- モバイルオフィス:ノートPC、タブレット充電
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
デルタ3シリーズの特徴と向いている使用シーン
高出力のメリット(1,500W以上)
デルタ3シリーズでは以下のような高出力家電も使用可能です:
- ドライヤー(1000~1200W):問題なく使用可能
- 電子レンジ(800~1200W):通常通り使用可能
- 小型IHクッキングヒーター(1400W):使用可能
- エアコン(800~1500W):使用可能
- 電気ケトル(1000~1500W):使用可能
大容量バッテリーの長所
デルタ3(1024Wh)とリバー3プラス(286Wh)を比較すると、容量は約3.6倍の差があります。これは同じ家電を使う場合、稼働時間が3.6倍になるということです。
例えば:
- スマートフォン充電:約72回(デルタ3)vs 約20回(リバー3プラス)
- ノートPC:約14時間 vs 約4時間
- 小型冷蔵庫:約14時間 vs 約4時間
拡張性の高さ
デルタ3シリーズの大きな強みは、エクストラバッテリーを追加して容量を拡張できることです。
- デルタ3:1024Wh → 最大5kWhまで拡張可能
- デルタ3プラス:1024Wh → 最大5kWhまで拡張可能
- デルタ3 1500:1536Wh → 最大5kWhまで拡張可能
これにより、長期間の停電でも対応可能な電力を確保できます。
向いている使用シーン
デルタ3シリーズが最適な使用シーンは:
- 大規模災害時の電力バックアップ:ほとんどの家電を使用可能
- 長期間の停電対策:冷蔵庫の維持、調理器具の使用
- 屋外イベント:複数の電化製品を同時使用
- 在宅勤務のバックアップ:PC、Wi-Fi、プリンターなどをまとめて使用
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
用途別おすすめ製品
日常的な小規模使用ならリバー3プラス
以下のような方におすすめです:
- 予算が限られている方
- キャンプや車中泊が主な使用目的の方
- 軽量でコンパクトな製品を求める方
- 短時間の停電対策を考えている方
災害時の電力確保ならデルタ3シリーズ
本格的な災害対策を考えるなら、デルタ3シリーズを選ぶべきです。
特に以下のような方におすすめします:
- 災害時に冷蔵庫を動かし続けたい方
- 調理器具(電子レンジ、IH)を使いたい方
- 大型の家電も使用したい方
- 長期間の停電に備えたい方
予算別の選び方
予算に応じた選択肢は以下の通りです:
- 4万円程度:リバー3プラス(286Wh/600W) → キャンプや短時間停電向け
- 14万円程度:デルタ3(1024Wh/1500W) → 一般的な災害対策向け
- 15万円程度:デルタ3プラス(1024Wh/1500W、高速充電) → より高性能な災害対策向け
- 18万円程度:デルタ3 1500(1536Wh/1500W) → 大容量バッテリーで長期災害対策向け
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
共通の優れた機能
UPS機能の便利さ
一般的なパソコンは停電から約16ms後にシャットダウンするため、10msという切り替え速度はデータを守るのに十分な性能です。
リン酸鉄リチウムイオン電池の長寿命性
両製品とも高性能なリン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)を採用しており:
- リバー3プラス:3000回の充放電後も80%の容量を維持
- デルタ3シリーズ:4000回以上の充放電後も80%の容量を維持
これは1日1回充電した場合、約8~10年以上使用できる計算になります。
アプリ連携の使いやすさ
専用アプリを使って以下のことが可能です:
- バッテリー残量のリアルタイムモニタリング
- 充電スケジュールの設定
- 省エネモードの設定
- Wi-Fi経由でのリモートコントロール
5年間の長期保証
エコフロー製品は5年間のメーカー保証があり、長期間安心して使用できます。
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で
よくある質問(FAQ)
まとめ:あなたに最適なエコフロー製品の選び方
使用シーンと必要な出力から選ぶ
- 小型家電のみを使用:スマホ、タブレット、ノートPC、LEDライトなど → リバー3プラスで十分
- 大型家電や調理器具も使用:電子レンジ、ドライヤー、IHクッキングヒーターなど → デルタ3シリーズが必要
予算から選ぶ
予算が限られている場合は、まずはリバー3プラスから始めて、将来的にデルタ3シリーズへアップグレードするという選択肢もあります。
将来の拡張性を考慮する
災害対策として長期的に使用することを考えるなら、拡張バッテリーを追加できるデルタ3シリーズの方が将来的な安心感があります。
最終的には、「安さ」だけでなく「必要な時に本当に使えるか」という視点で選ぶことが大切です。リバー3プラスは確かにお手頃価格ですが、災害時に「もっと出力が大きいものを買っておけばよかった」と後悔しないよう、自分の本当のニーズを考えた上で選択しましょう。
いざという時に頼れる電源を今すぐ確保。
災害時は品薄必至!安心の備えはEcoFlowポータブル電源で