EcoFlow Delta 3でハンマードリルは使える？稼働時間と選び方を徹底解説

「ドゥン、ドゥン、ドゥン…」コンクリート壁にあたるハンマードリルの振動と轟音。

「あと少しなのに、コードが届かない！」そんなストレスから解放される時が来ました。

EcoFlow Delta 3シリーズは、全モデルでハンマードリルをしっかり稼働させられます。工事現場の自由度が一気に広がる理由と選び方を解説します。

ハンマードリルはEcoFlow Delta 3で使用可能！

ハンマードリルの消費電力は種類によって異なります。

• 小型ハンマードリル（～28mm）: 450～850W
• 大型ハンマードリル（35mm～）: 850～1,500W

EcoFlow Delta 3シリーズの出力はすべてのモデルで定格1500W（最大サージ3000W）となっており、X-Boostモードでは2000Wまで対応可能です。

定格出力とサージ出力をわかりやすく解説

ポータブル電源の「定格出力」と「サージ出力」は電動工具を使う上で重要です。

• 定格出力（1500W）: 連続して使用できる電力の大きさです。例えると、車の巡航速度のようなもの。
• サージ出力（3000W）: 短時間だけ対応できる最大電力です。電動工具は起動時に通常の1～2倍の電力を必要とします。例えると、車の一時的な加速力のようなもの。

ハンマードリルは起動時に大きな電力を必要とするため、サージ出力が高いことが重要です。

Delta 3シリーズの3000Wサージ出力があれば、ほとんどのハンマードリルを問題なく起動できます。

ユーザーの実体験

密林で悩んだ末にポチッた最大1200whのポータブル電源が到着。

早速フル充電～大型ハンマードリル，小型旋盤を動かしてみたがスンナリ動いて草

因みに両方とも200wのカーインバーターではビクリとも動かなかった代物。流石だ。

こうなると屋根にソーラー載せたいな…w; pic.twitter.com/K3DILec96V

— moonchild (@moonchild_1944) August 2, 2022

上記のユーザーは、エコフロー製品ではないですが、適切な容量のポータブル電源があれば、大型ハンマードリルも問題なく使用できることがわかります。小さな出力（200Wのカーインバーター）では動かなかった工具も、高出力のポータブル電源なら「スンナリ」動作するのです。

Delta 3シリーズ別の稼働時間比較

ハンマードリルの稼働時間は、ポータブル電源の容量と消費電力に依存します。以下に各モデルでの目安を示します。

小型ハンマードリル（600W）使用時の稼働時間

大型ハンマードリル（1200W）使用時の稼働時間

注意: 実際の稼働時間は、ハンマードリルの使用パターン（連続/間欠）や作業負荷によって変動します。間欠的な使用では、表示時間より長く使用できる場合があります。

EcoFlow電源シリーズの選び方

ハンマードリルを使用するなら、以下のポイントでEcoFlowシリーズから選ぶと良いでしょう。

1. 作業時間で選ぶ

• 短時間の作業（1時間未満）: Delta 3 または Delta 3 Plus
• 長時間の作業（1～3時間）: Delta 3 1500
• プロ向け長時間作業: Delta Pro 3
• 一日中作業: 拡張バッテリーを追加（Delta 3シリーズは最大5kWh、Pro 3は最大24.5kWhまで拡張可能）

2. ハンマードリルの種類で選ぶ

• 小型ハンマードリル: 全モデル対応
• 大型ハンマードリル: 全モデル対応可能ですが、長時間使用なら Delta 3 1500 または Delta Pro 3 がおすすめ
• 業務用大型電動工具: Delta Pro 3（X-Boost機能で5100Wまで対応）

3. 充電方法で選ぶ

• 高速充電: Delta 3、Delta 3 Plus（56分でフル充電）
• ソーラー充電重視: Delta 3 Plus（最大1000Wのソーラー入力）または Delta Pro 3（最大1600Wのソーラー入力）

実際の使用例：現場での活用方法

例1：リフォーム現場でのコンセントがない場所での壁面穴あけ

小型ハンマードリル（600W）を使用して、コンクリート壁に取り付け用の穴を開ける作業。Delta 3を使えば、約1.5時間の連続作業が可能です。実際には間欠的な使用になるため、半日程度の作業には十分対応できます。

例2：屋外でのフェンス設置工事

大型ハンマードリル（1200W）を使用して、地面に支柱用の穴を開ける作業。Delta 3 1500なら約1.2時間の稼働が可能です。短時間の高出力作業には十分な性能です。

まとめ：EcoFlowシリーズならハンマードリルを自由に使える

EcoFlow Delta 3シリーズは、すべてのモデルがハンマードリル駆動に十分な出力を持っています。

より高出力や長時間使用が必要な場合は、Delta Pro 3も選択肢に入れると良いでしょう。

ユーザーの実体験からも証明されているように、適切なポータブル電源があれば、大型ハンマードリルも問題なく使用できます。電源のない場所での作業や、コード切れの心配なく自由に作業したい方にとって、大きな味方となること間違いなしです。

作業時間や使用するハンマードリルの出力に合わせて、最適なモデルを選べば、これまでの作業の制約から解放され、より効率的で自由な作業環境を実現できます。

作業効率を上げたい方、電源確保に悩んでいる方は、ぜひEcoFlowシリーズの導入を検討してみてください。

その高い出力性能と信頼性は、プロの作業現場でも十分に活躍します。