ニコノリ・もらえるパック【子育て中の9年契約】隠れたデメリット3選！転勤・教育費リスクは大丈夫？

子どもが3歳の今と、9年後の12歳では車への要求が全く違います。また、小学校高学年から中学にかけては教育費が最もかかる時期です。

月額固定のもらえるパックが本当にあなたの家庭に合っているのか、一緒に検証してみましょう。

子育て世代が見落としがちな3つのデメリット

ここからは、子育て世代だからこそ注意すべき「もらえるパック」のデメリットを詳しく解説します。

デメリット1：転勤・転校リスクと駐車場の隠れ費用(特に都市部)

子育て世代は転勤や転校の可能性が高い時期です。特に都市部への転勤や引っ越しでは、想定外のコストが発生します。

都市部転勤での隠れコスト

• 東京23区の月極駐車場：月3-5万円（年36-60万円）
• 9年間で最大540万円の駐車場代が別途必要
• 車両月額23,775円 + 駐車場代 = 実質月6-8万円の負担

中途解約の厳しい現実

• 転勤による解約でも違約金は満額請求
• 子どもの転校費用と解約金のダブルパンチ
• 「家族のため」の車が「家計の重荷」に変貌

特に、子どもの進学タイミングでの転勤は避けられない場合が多く、9年という長期契約がかえって足かせになる可能性があります。

デメリット2：9年後にもらっても実はすぐ乗り換え

一般的な車の乗り換えサイクルの現実

• 一般的な車の保有期間：7-9年
• つまり、多くの人は9年以内に乗り換えを検討している
• 9年後にもらった時点で、実は乗り換えタイミングが到来

9年後の現実的シナリオ

• 9年落ちの車の査定額・下取り価格は、車種や車の状態によって大きく異なりますが、一般的に新車価格の約3割以下になることが多いです
• 例：200万円の新車→9年後の査定額60万円以下
• 次の新車購入には結局まとまった資金が必要
• 「やっと自分の車に！」→「でも古いからすぐ乗り換えたい…」

結局、9年間払い続けた後でも「車を手に入れた感」は薄く、むしろ「古い車の処理」から新車購入が再スタートすることになります。

デメリット3：子どもの成長と車への要求変化(例：3歳→12歳で車のニーズが激変)

契約時（3歳児）のニーズ

• チャイルドシートの設置
• ベビーカーの収納
• おむつ・哺乳瓶の持ち運び
• 静かな車内環境（お昼寝対応）

9年後（12歳・中学生）のニーズ

• 部活の道具運搬（野球バット、サッカーボール、楽器等）
• 友達複数人の送迎対応
• 塾の迎えでの待機時間の快適性
• より広い車内空間の必要性

→ 契約時に選んだコンパクトカーでは対応できない現実

子どもの成長スピードは想像以上に早く、車に求める機能も大きく変わります。9年という長期間で考えると、車のサイズやタイプを見直したくなる可能性が高いのが現実です。

もしデメリットのことで悩んだら

ここまでデメリットを読んで不安になった方もいるかもしれません。でも大丈夫です。

まずは申し込み（仮審査）をして、スタッフにデメリットで気になったところを相談してみましょう。

申し込みは契約ではありません。 仮審査後、気になることがあれば遠慮なく相談し、合わないと感じたら断っても全く問題ありません(ここまでは無料です)。プロの視点から、あなたの家庭に最適なプランを提案してもらいましょう。

それでも子育て世代が選ぶべき3つのメリット

デメリットもありますが、子育て世代だからこそ得られるメリットも確実に存在します。

メリット1：【距離制限なし】走行距離を気にしない心の余裕

もらえるパック以外のプランだと年間5000kmなどの距離制限がありますが、もらえるパックには制限がありません。

子育て中の意外な長距離移動

• 実家への帰省：片道500km超も珍しくない
• 子どもの習い事の大会：県外遠征
• 家族旅行：年2-3回の長距離旅行
• 急な病院通い：専門医のいる遠方の病院

距離制限があると発生する罪悪感

• 「今月は距離オーバーしそう」のストレス
• 祖父母に会わせたいけど距離が心配
• 子どもの「○○に行きたい」を断る罪悪感
• 教育的な体験を距離で諦める苦しさ

もらえるパックなら

• 「好きなだけ」祖父母に会わせられる安心感
• 子どもの思い出作りを距離で制限しない
• 教育的な旅行・体験を自由に計画できる
• ドライブを断ることによる罪悪感から完全に解放

メリット2：高額な頭金を教育費に回せる安心感

同時期にかかる大型出費（子ども3歳時点）

• 幼稚園入園料・制服代：20-30万円
• 学習机・ランドセル準備：15-20万円
• 習い事初期費用（ピアノ・水泳・塾）：10-15万円

頭金40万円(車N-BOXをローン購入のケース)を他に使えるメリット

• 教育資金として投資：9年後の高校進学費用に充当
• 急病時の医療費バッファー：子どもの急な入院・治療費に安心
• 家族の思い出作り資金：旅行や体験学習への投資

頭金が不要なことで、子どもの人生を豊かにする投資に回せるのは、子育て世代にとって大きなメリットです。

メリット3：維持費コミコミで突発な出費なしが最強

子育て家庭の車関連突発出費例

• 車検時：15-20万円
• バッテリー・オイル等：年3-5万円
• 急な故障修理：5-15万円

もらえるパックなら

• 「車検の時期だから旅行は我慢」がない
• 車の維持費を考えずに教育費に集中できる
• 急な出費への恐怖から解放される

子育て世代は予想外の出費が多い時期。車関連の維持費が全てコミコミになることで、家計管理が格段に楽になり、子どもへの投資に専念できます。

子育て世代の現実的な3つの選択肢を比較

子育て中の車選びでは、主に3つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを子育て目線で比較してみましょう。

3つの選択肢を表形式で比較してみよう

例として、N-BOX（ベースグレード）の場合で比較してみましょう：

参考：

新車のN-BOX（ベースグレード）の一括払いは、180～200万が相場のようです。９年間の維持費は、70万円くらいと仮定。

ニコノリ「もらえるパック」の特徴

もらえるパックの特徴：

• 契約期間：9年（108回払い）
• 残価設定：0円（最終的に車がもらえる）
• 月間走行距離：制限なし
• 頭金：0円
• ボーナス加算額：0円（設定可能）
• 契約満了時：車がもらえる（名義変更手数料とリサイクル券の負担のみ）
• 維持費込み：車検、税金、メンテナンスなど全部コミコミ(※１)
• 繰り上げ返済：不可

(※１)具体的な維持費に含まれるものはこちら

 

もらえるパックに含まれる維持費の詳細

月額料金にはどんな費用が含まれているの？後から追加で払うものはある？

出典：ニコノリの公式ページより

 

月額料金には次の費用がすべて含まれています：

• 車両本体代
• 各種登録費用
• 環境性能割
• 重量税
• 自動車税
• 自賠責保険
• 車検費用
• 新車1ヶ月点検
• 新車6ヶ月点検
• メーカー保証
• オイル交換（6ヶ月毎）
• ウォッシャー液
• バッテリー液
• クーラント液交換

さらに特典として、契約期間中はガソリン代が5円/L引きになります（一部店舗・オンライン契約除く）。

 

こんな人におすすめ：

• 1台の車に長く乗り続けたい人
• 走行距離を気にせず乗りたい人
• 9年間転勤の予定がない人

ニコノリ「標準パック」

標準パックの特徴：

• 契約期間：5年（60回払い）
• 残価設定：あり（車によって異なる）
• 走行距離：年間5,000km程度が目安（もし、走行距離の制限を超えてしまうと追加料金が発生します）
• 頭金：0円
• ボーナス加算額：0円（設定可能）
• 契約満了時：返却、延長、買取を選択可能
• 維持費込み：車検、税金、メンテナンスなど全部コミコミ
• 繰り上げ返済：不可

こんな人におすすめ：

• 5年後に生活スタイルに合わせて見直したい人
• 年間の走行距離が少ない人(年間5,000km程度が目安)
• 教育費ピーク前に契約を終了したい人

ローンで新車を購入する場合

ローン購入の特徴：

• 契約期間：3〜7年（自由に設定可能）
• 残価設定：なし（最終的に車は自分のもの）
• 走行距離：制限なし
• 頭金：通常必要（20〜30%程度）
• ボーナス払い：設定可能
• 維持費：別途必要（車検・税金・保険・メンテナンスなど）
  • 費用は、地域、車種によっても大きく異なるが、年間10万〜20万円ほど
• 所有権：自分名義
• 繰り上げ返済：可能（手数料が必要な場合あり）

こんな人におすすめ：

• 最初にまとまったお金を用意できる人
• 将来的に余裕ができたら繰り上げ返済したい人
• 車を改造したり、手を加えたい
• 長期間（10年以上）同じ車に乗りたい人
• 資産として車を所有したい人

重要な違い：繰り上げ返済について

繰り上げ返済の違い

• ニコノリ（カーリース）：繰り上げ返済はできません。契約期間中は毎月決まった金額を支払い続けます。
• 自動車ローン：繰り上げ返済が可能です。ボーナスや臨時収入があったときに、まとまった金額を返済して総支払額を減らせます。

将来的に収入が増える可能性が高い方や、臨時収入が見込める方にとっては、繰り上げ返済ができるローンの方が総支払額を抑えられる可能性があります。

一方、安定した月々の支出で計画的に支払いを続けたい方や頭金を用意できない方には、ニコノリが適しているでしょう。

まとめ

子育て世代のもらえるパック選択は、メリットとデメリットのバランスで決まります。

選ぶべき家庭：

• 転勤予定なし ＋ 距離制限なしのメリット大 ＋ 頭金を教育費に回したい

他の選択肢を検討すべき家庭：

• 転勤可能性あり → 標準パック(5年契約)
• 教育費支払い柔軟性重視 → ローン購入

特に9年という長期契約は子どもの成長期と重なるため、慎重な判断が必要です。

契約は急がず、家族でしっかり話し合ってから決めることをおすすめします。